ボディー補強の勧め

何を今更ボディの勧めなんてって言われそうですが、しかしながら今更なのです。

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1)最近の人気車種は衝撃吸収ボディーのハッチバック車が多くなった。
    開口部面積が大きく、ボディーの捩れが大きい

2)長年愛車を可愛がっている
    特にサーキット走行や0−4などハードな使用した場合、ボディーのへたりが発生
    フレームなどに亀裂が発生している場合もある。

3)事故車などの程度の悪い中古車が流通している
   
4)車高調などのバネレートの高いサスペンションの使用
    足廻りが硬くなりボディーが捩れてしまい、サスペンションの機能低下を招く。

などの理由から、フレーム強度が弱ってきて来ていたり、強度が必要とされる条件が発生するわけです。

安価なボディー補強方法として、サイドシルへのウレタン注入は良く知られています。
ウレタン注入と同等以上の効果が、開口部のスポット増しで得ることが出来ます。
フレームなど各部のスポット増しはより一層の効果が期待できます。
また、ウレタン注入は約5kgほどの材料が注入されますが、スポット増しは車重の増加は一切有りません。
スポット増し+ウレタン注入が最強のボディー補強となるわけです。
特にサーキット走行の場合は即タイムに影響いたします。
第2のサスペンション、ボディーサスペンションをチューニングいたしましょう。

利点ばかり書きましたが、欠点が無いわけでも有りません。

1)溶接部からの錆が心配?
    開口部のスポット増しは、水とは縁のないところですから、錆の心配はほぼ有りません。

2)大きな事故をしたときの修理代が割り増し?
    外板交換の時スポット外しに時間が掛かるため、割増料金を請求される?

3)ボディー補強によってのコーナリング性能などの変化がドライビングやサスペンションとマッチしない。
    ボディーサスペンションが硬くなる訳ですから、極低速コーナなどのコーナリング性能が落ちる場合が有ります。
    通常はトータルでコーナリング性能が向上いたします。

4)ボディーの捻れが少なくなるわけですから、サスペンションのストロークが大きくなる。
    などの、サスペンションに掛かる負担が大きくなる。
    ストローク不足やタイヤとフェンダーの当たりなどの不具合が発生するかも?